WordPressのバックアップを設定する

WordPressをインストールし、テストを兼ねて最初の記事を書きました。
ここまでうまくいったので、このままブログの運用を続けることになります。そのために必要なのがバックアップです。
よくできたもので、Wordpressにはバックアップ用のプラグインが存在します。

UpdraftPlus を使う

UpdraftPlus と言うプラグインがよく使われているようなので、これを採用することにしました。


バックアップファイルを自動で他の場所に保存してくれると言う優れものです。自分でそのようなスクリプトを書くととんでもない手間がかかりますから、このような機能を無料で使えるのは本当にありがたいですね。


今回は、既に持っているGoogleアカウントのGoogleドライブに保存することにしました。


Googleの認証画面の後、UpdraftPlus のWebサイトに一度遷移します。下のほうの「Complete setup」をクリックすると、自分のワードプレスの管理画面に帰ってきます。

この画面で「Complete setup」をクリック
この画面になりました

大きい「今すぐバックアップ」のボタンをクリックすると、バックアップの対象を選択できるので、選択してバックアップを開始します。

今回はまだ1記事しかないので、5秒程度でバックアップが完了しました。
ですが、Googleドライブを確認すると、ファイルができていませんでした。

おかしいなと思ってもう一度バックアップを実行すると、今度は以下のような画面に。リモートストレージに送信チェックボックスが現れました。2回目だからなのか、少し時間が必要だったのかはわかりません。

「このバックアップをリモートストレージに送信」 チェックボックスにチェックが入っていることを確認して、バックアップを開始します。今度はGoogleドライブにバックアップファイルができました。

UpdraftPlusを無料で使っているので、フォルダ名は「UpdraftPlus」から変更できません。このフォルダ名を別の用途に使うことはないので、問題ないでしょう。

1回目と2回目のバックアップは、以下の画面の「既存のバックアップ」のように表示されます。2回目はGoogleドライブに保存されましたので、Googleドライブのアイコンが付いています。わかりやすいですね。

定期バックアップの設定

上の画面では、まだ定期バックアップの設定ができていません。「次回に予定されたバックアップ」に、「予定なし」と表示されています。

たとえば、記事を書いたら毎回手動でバックアップする、というような運用をしたいのであれば、このような設定がよいでしょう。私はズボラなので、定期的にバックアップする設定にします。

「設定」タブで、たとえば以下のように設定します。

UpdraftPlusのバックアップスケジュール設定

「次回に予定されたバックアップ」に、以下のように次回の予定が表示されたら成功です。

復元のテストをしたいが…

定期的に実行されるらしいので、また明日バックアップを確認して、設定がうまくいっているかどうかを確認します。その次は復元のテストをしなければなりません。そこまでできたら、このサーバーを使い続けることができるということになります。

が、Wordpressは設定したドメインでないとうまく動かないようで、localhostにインストールしたWordpressにバックアップを復元しても動作を確認できません。

UpdraftPlusのPremiumを購入すれば、別ドメインに「移行」してテストが可能ですが、今の段階でそこまでする必要はないでしょう。バックアップの設定はここまでとします。

スタードメイン無料サーバーでWordPressを運用しています

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スタードメインでドメインを取得すると無料でついてくるサーバーがあるんですよ。無料です、無料。
この無料サーバーが使い物になるのかどうか、心配な方も多いのではないでしょうか。

今表示されているこのサイト、スタードメイン無料サーバーで運用されています。
いかがでしたか。とくに問題ないですよね。

独自ドメインは自分の資産になるものですから、費用を払ってでも取得する価値があります。独自ドメインさえ取得しておけば、サーバーは後から変更することができます。
ブログは、最初のうちはほとんど誰にも見られないのが普通ですから、サーバーはコスト重視で、できれば無料のサーバーを使いたいわけです。
そうは言っても、本当に無料のサーバーなんてあるの?と言うのは気になるのではないでしょうか。

申し込んでみたら、サーバーは本当に無料でした

無料サーバーの申し込みは、スタードメインでドメインを取得した後、ドメイン管理ツールからおこないます。
スタードメインでは複数のドメインを取得できるので、まずはドメイン一覧画面があります。 以下のスクリーンショットでは、ドメインは1つだけですのであまり一覧ぽくは無いかもしれませんが。

スタードメインの管理ドメイン一覧

ドメイン一覧画面からドメインを選ぶと、ドメイン管理ツールを利用できます。このドメイン管理ツールに、無料レンタルサーバーの申し込みボタンがあります。下のスクリーンショットの、赤い楕円で囲んだところです。

スタードメインのドメイン管理ツール

次の、サーバー申し込み画面から無料サーバーを申し込むことができます。

スタードメイン無料サーバー申し込み

無料で、広告表示なしで、Wordpress利用可能と明記されていました。これこそ欲しかったものです。

詳しい手順は書きませんが(簡単なので)、Let’s Encrypt による無料SSLにも対応しています。管理画面から簡単に設定できました。

パフォーマンスはどうでしょう?

いくら無料でも、使い物にならないくらい性能が悪いのでは話になりません。試すだけ時間の無駄になってしまいます。この記事を見てくださっているあなたにはもうお分かりと思いますが、スタードメイン無料サーバーは、少なくとも初心者のサイトであれば全く問題ない性能を持っています。

Google Chrome の Lighthouse実行結果は以下のようになりました。Wordpress をインストールしたときに、最初に用意されているHello Worldページを表示したときの結果です。(この記事を公開する前に、Hello Worldページは削除します)

テーマはBusinessPress を使わせていただいています。また、高速化のために WP Super Cache プラグインを使っています(無料サーバーでも各種プラグインを普通に使えています)。

何ということでしょう! パフォーマンスの数値は100です! 無料のサーバーなのに、まったく問題なく使えるのです!もちろん、凄まじいページビューを叩き出す上級者になると、また違った状態になる可能性はあります。

独自ドメインで運用していれば、サーバーの引越しは可能です。ページビューが増えたときの心配は、後の楽しみに取っておきましょう。

まとめ

スタードメイン無料サーバーは充分使えます。本格的にアクセスが増えるまで、ドメイン費用だけでブログを運用してみるのがオススメです。


それを実行した私は今、お得感でいっぱいです。

ブロガーの資産になるものは、独自ドメインと書き続けた記事です。レンタルサーバーは、いくらコストをかけても資産にはなりません。最小限のコストで、賢くブログを楽しみたいものですね。